
漫画「美味しんぼ」の第一話
表題「豆腐と水」。
主人公山岡士郎の属する新聞社文化部の誰の味覚が鋭敏か!?という選抜試験の題材になったのがこの、豆腐と水。
本来、無味無臭と決めつけるように暮らしている中で、じっくり数種類の水を飲み比べてみてようやく感じるそれぞれの味の違い………
「水にも味がある」
私の好きな話の一つです。
私たちの暮らす慌ただしい世界
普段はゆっくり味わうことや、何かを観察したり眺めたり、人と語らうことも無意識で、流れるようにこなしてしまっていることが多々ある。
目が回るほど忙しいとそこにじっととどまることに不安をおぼえたり、それでもより忙しく動き回ることで解消しようとするも深みにハマる。 そうして安易でコンビニエンスな食についつい手が伸びる。
一度手を止めて、心を穏やかに、呼吸を整え、一粒のシュウマイ一杯のビールに「今」を感じたいものです。
そして何より大切にしたいことは、味は舌だけで感じるものではないということ。
たのしい、おいしいのチカラ
楽しいとか、ドキドキとか、人との会話、繋がり、発見、出会い、、、そんな温かな社交の中で生まれる「しあわせな時間」を生み出したくて、私はお店をやってるんだと思う。
提供しているものは単に料理やドリンクではなく、空間であり、時間であり、さらに大きく云えば「思い出」である。
そんなたのしい、おいしい、と言うのは人を元気にするチカラがあり、単純な栄養効果や医療的根拠を吹き飛ばすほどの
細胞を活性化するチカラがあるんだと思う。
あなた様のおなかだけじゃなく、心を満たす一助になれたら・・・
私にとってはそれが何よりの「ごちそう」です。






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