
それぞれに特色・魅力のある中華の世界
中華料理店といっても、様々なタイプがある。
ここでは中華料理店を、青椒肉絲、エビチリ炒め、皮蛋豆腐、麻婆豆腐などの名菜各種を提供するお店を指し、ラーメン店ではない意味合いです。
高級ホテル中華レストラン、町中華の個人店、チェーン店、中国人系リーズナブル店、、、などなど。それぞれに特色があり、それぞれに魅力が溢れる。
高い店、キレイな店、雑多だけど風情のある店。文化的要素を感じる店。etc
その中で思ったのは、【どうも中間がない!?】ということ。
やたらに高い、もしくは逆に安い。そのどちらか、極端であるなと。
いい素材を使いつつも、華美な装飾を良しとせず、外観は素朴だけれども意識の高さを感じる料理と店構え、、
そんな中間層、いいとこどりの着地点が見えてきた。
KINKANがあるべき姿がぼんやりと見えた時、運命的な出会いを果たした店がある。
京都の伝説的中華料理店「鳳舞」

そんな折に出会った、僕の運命を左右するに値する中華料理店がある。
京都市北区の紫明通りにあった広東料理店。平成21年に閉店し現在その味を味わうことはできませんが、今でもファンが多く、市内各地にお弟子さんたちが引き継ぐ味に「鳳舞系」という系譜として親しまれている。
京町屋で出される中華料理や京野菜を使った中華料理ももちろん京都風中華ですが、よく言われるのは、お座敷に「におい」を持ち込むことを良しとしない祇園などの花街で育ったにんにく控えめ、油控えめ、強い香辛料を使わないあっさり中華という特徴があります。また、鶏がらと昆布でとったスープをお料理につけるのも京都風ならではの中華と言えます。味についてはあっさり系のため、他県では毎日中華料理となると胃がもたれるというイメージがありますが、京都では「毎日でも食べることが出来る料理が中華料理」と京都の老舗料亭「菊乃井」の主人であり、NPO法人日本料理アカデミー理事長や「現代の名工」など数々の受賞歴がある村田吉弘さんも姜尚美さん著「京都の中華」という本でお話されています。京都市民の外食といえば「中華」と相場が決まっているほど京都の街に溶け込んだ料理となっていおります。 (東京「鳳焼売」様 HP文章引用)
バーテンダー見習いを経て、料理も教わる日々の中でいつかは地元掛川で独立開業!と意気込んでいながらも
もうすでに存在する形式のお店にしたのでは面白くない、自分らしくない、と思え模索の日々。悶々とする。
そんな折、鳳舞に出会う。正確にはすでに閉店してしまった後だったので、書籍やnetの情報を読み漁り紐解いてゆくと
なんとも情緒に溢れ、地元に根ざし生活感があり、その中にも高い美意識や世界観、料理も感性を感じる。
高級とか低俗とか、なんでもお金により「レベル分け」?するような社会の見られ方になびかない!
独自の世界観・時間軸が回っている、、、そんな印象のこの店に、グッと心を鷲掴みにされ引き込まれていった。
くるりが教えてくれた、時代や社会になびかず生きる独創性
決してこちらで料理を習ったわけでも教わったわけでもないが、KINKANのモチーフは間違いなくこの「鳳舞」にまつわるもの。
全ての始まりは大好きなバンド「くるり」の「三日月」という曲のpvを目にしたことから始まる。
人生を左右するようなことが、こんなところから始まっている。自身の人生においてはドラマが生まれた瞬間になった。







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