
高校卒業後、静岡市でひとり暮らしを始めた頃から
「こういう感じ、好きだな」と、心動かされるものの共通項は雑誌「ku-nel」クウネルにあった。
現在も発行されている雑誌ではあるが、私が好きなのはいわゆる「旧クウネル」というそれだ。
古きを愛で、ゆっくり流れる時を感じ、肌触りやモノづくりのストーリーを重んじる、思いを馳せる、、暮らしのマガジン。
おおよそ、二十歳の男子が収集する雑誌ではないだろうが、包み隠さず大好きで、自分の「好き」の屋台骨はku-nelであると断言する。
ファストファッション、流行りの映えレストラン、高級ブランド、グランメゾン、よりも
東北の主婦やおばあちゃんに尋ねる郷土料理や暮らしの知恵、素朴でシンプルな郷土色にとても惹かれた。
そんな暮らしに憧れる。
フランスっ子の愛するビスケットにまつわるエピソード、ミナペルホネン皆川氏の仕事術、postalcoのマイクエーブルソン氏のアイデア集、TRUCK黄瀬氏の山遊びの話、京都のかき氷、自転車の仕出し屋さん、、、、、、
ネット社会で暮らしが高速化する中でも、どこかアナログを愛し続けていきたいし、
スロウライフ・・・非効率なことも楽しめたら、なんて豊か!
昭和の婦人誌ながら、私の「ものさし」を育んでくれたものの一つとして、これからも愛したい。






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